2026年7月– date –
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時事ノート
経営権攻防の長期化、コストを負うのは現場
上場会社である以上、資本の力による経営交代はあり得ることだと考えています。株主が経営に異議を唱え、社長の再任に反対する。これは株式会社の仕組みとして正当なプロセスであり、それ自体を否定するものではありません。 2026年6月に注目を集めたKADOK... -
時事ノート
上げたのは市場、下落の責任は経営
株価が短期間で急落したことを受けて、株主還元への期待が強まっている──キオクシアホールディングスをめぐる今回の構図です。2026年7月29日、Bloombergは、足元の株安を受けて同社に将来的な自社株買い観測が浮上していると報じました。企業側から見ると... -
IPO・経営
⑯業務規程の作り方──ひな形が効かない理由と、職務分掌・職務権限との整合
IPO準備で整備する50超の規程のうち、ひな形がほとんど役に立たないのが業務規程です。販売管理規程、購買管理規程、与信管理規程──名称は一般的でも、中身は会社ごとにまったく異なります。何をどの順番で行い、どこで誰の承認を取るのかは、ビジネスモデ... -
時事ノート
日本人1.2億人割れ、効率化は前提条件へ
日本人の人口が、1億2,000万人を割り込みました。総務省が2026年7月29日に発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査によると、今年1月1日時点の日本人人口は1億1,973万6,483人。1億2,000万人を下回るのは、1984年以来42年ぶりの水準です。 1年間の減少数... -
時事ノート
11億円流出が問う内部統制の実効性
この報告書を読んで、まず自社の内部統制を再点検しなければと感じました。同時に、経理実務に携わる者として、他人事ではない怖さを覚えます。 2026年7月24日、株式会社はてなが、約11億8,000万円の資金流出事案に関する特別調査委員会の調査報告書(開示... -
IPO・経営
⑮組織規程の作り方──50超の規程の起点、業務分掌・職務権限との役割分担と維持管理
IPO準備で整備する50超の規程の中で、最初に手をつけるべきものは何か。答えは組織規程です。組織規程は、会社にどんな組織があり、誰が指揮命令するのかを定める規程であり、他のすべての規程が前提とする土台にあたります。ここが曖昧なままでは、業務分... -
時事ノート
初任給、実態は約24万円
新聞やニュースで報じられる新卒の給与は、初任給30万円超といった、とても高い水準のものばかりです。それを見るたびに「うちはとても太刀打ちできない」と感じていた人事担当の方も多いのではないでしょうか。だからこそ、この調査の平均額を見て、正直... -
IPO・経営
⑭『経理処理』から『会計処理』へ
前回の経理規程に続いて、今回は、それを担う「経理メンバー」について解説します。実は、経理という同じ職種でも、上場企業と中小企業とでは、求められることが全く異なります。その違いは、日々使う言葉づかいにも表れます。IPO準備で、経理の「人」に何... -
時事ノート
短パン出勤は是か非か
連日の猛暑を背景に、男性の「ハーフパンツ出勤」の是非が議論になっています。2026年7月26日に弁護士ドットコムニュースが読者の意見を紹介したところ、「すね毛が見えるのはハラスメント」「TPOをわきまえて」という否定的な声と、「仕事さえしていれば... -
時事ノート
倒産しない業界の異変、上半期4件
倒産と無縁とされてきた税理士業界に、異変が起きています。東京商工リサーチが2026年7月25日に公表した調査によると、2026年上半期(1-6月)の税理士・会計事務所の倒産は4件。過去、この業界の倒産は半年で1〜2件にとどまり、景気にほとんど相関しない「...