2026年– date –
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時事ノート
取引先に預けた型、無償保管は法令違反
発注の予定もない段ボールの印版や木型を、取引先に無償で預けたままにしていた──。2026年10月に共同通信が報じた、王子ホールディングスの連結子会社、王子コンテナーに対する公正取引委員会の勧告です。現場では「昔からそうしている」で済まされがちな... -
IPO・経営
㉝資本政策の基本──「戻せない」決断
前回の「㉜ショートレビューの指摘をどう潰すか」では、監査法人の指摘を課題管理表に落とし、運用まで見届けて解消する進め方を見てきました。今回は、上場準備のもう一つの柱である「資本政策」の基本を扱います。 資本政策とは、誰に、いつ、いくらで、... -
時事ノート
漏えいの後始末55億円、データを持つコスト
情報漏えいの対応費用55億円を特別損失に計上し、最終利益の見通しを下方修正する──。2026年10月に毎日新聞が報じた、カーシェアリング「タイムズカー」を運営するパーク24の対応です。漏えいの「後始末」が、決算の数字としてはっきり見えた事例だと感じ... -
時事ノート
新規上場の8割にCTOなし、問うべきは仕組み
新しく上場した会社の約8割で、CTO(最高技術責任者)の肩書を持つ人が確認できなかった──。2026年10月にPR TIMESで公表された、人材紹介会社キープレイヤーズによる新規上場企業103社の調査です。AIが事業のつくり方を変えつつある今、この数字は「技術の... -
IPO・経営
㉜ショートレビューの指摘をどう潰すか
前回の「㉛監査法人の選び方とショートレビュー」では、監査法人の選定と、その入口となるショートレビューを見てきました。今回は、その続きです。ショートレビューの報告書を受け取ったあと、並んだ指摘をどう潰していくかを扱います。 結論を先に言えば... -
実務ノート
雇用保険被保険者証をなくしたときの実務──再交付と番号の確かめ方
入社手続きで「雇用保険被保険者証を出してください」とお願いすると、「どこにあるかわからない」「もらった覚えがない」と返ってくることは珍しくありません。被保険者証は普段使う書類ではないので、転職のときになって初めて探す人が多いからです。こ... -
時事ノート
稼ぎ頭の子会社に、親会社の目は届くか
金融庁が、ソニー生命の親会社であるソニーフィナンシャルグループ(ソニーFG)への立ち入り検査を検討している──。2026年10月に東洋経済オンラインが報じた、ソニー生命で相次ぐ金銭不祥事をめぐる動きです。検査の対象が不祥事の起きた子会社だけでなく... -
時事ノート
上場では買えなかった「投資の時間」
上場をやめ、ファンドと組んで数年がかりの投資に踏み切る──。2026年10月にITmedia ビジネスオンラインが報じた、人材管理システムのカオナビが非公開化後に進めるAI戦略の話です。上場は資金を集める仕組みのはずなのに、成長投資のために上場を降りる。... -
時事ノート
新卒1400万円が崩す「横並び」の前提
新卒社員の一部に、初年度の想定年収1400万円を提示する──。2026年10月に現代ビジネスが報じた、霞ヶ関キャピタルの新卒採用の事例です。1400万円という数字そのものより、「新卒は全員同じ条件から始める」という前提を、上場企業が正面から崩しにきたこ... -
時事ノート
買われる前に問われる、数字を説明する力
海外勢による日本企業の買収額が、わずか9カ月で前年1年分を超えた──。2026年10月にビジネスジャーナルが報じた、日本企業をめぐるM&Aの動きです。「円安で日本が安く買われている」という見方だけでは、この流れは読み違えると感じます。買い手が値段...